低用量ピルの効果

ピルを飲むスポーツ女子が増加中!ピルがもたらすコンディションのメリット

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運動を日々行っている女性アスリートの中にも、月経にたいして悩みを抱えていたり、PMS(月経前症候群)の症状が出たりする方は多いようです。
スポーツに全力で打ち込む女性にとって、体調や気分に影響を及ぼす生理はなんとかしたいものでしょう。

最近ではスポーツをする女性達にも低用量ピルを服用する人が増えていると聴きます。
元サッカー日本女子代表の澤 穂希(さわ ほまれ)さんはアメリカでプレーしているときにチームのメンバーの多くが低用量ピルを飲んでいたことで、自身も低用量ピルを飲み始めたそうです。

今回は、スポーツ女子が抱える生理の悩みと低用量ピルがもたらすメリットについてお話します。

スポーツ女子が抱える生理の悩み

女性テニス選手の脚

女性の身体は毎月決まったサイクルでホルモンバランスが変化し、その影響で生理が起こります。

生理は本来初潮を迎えてから妊娠中や授乳中を除き、更年期にさしかかるまで毎月起こるものですが、コンディションが変わると場合によっては生理の日が左右されたり、生理が止まってしまったり、生理痛が酷くなったりするのです。

英聖メアリ大学とユニバーシティー・コレッジ・ロンドンの共同研究プロジェクト「女性アスリート健康グループ」は、1,800人もの女性アスリートを対象に調査を行ったところ、半数以上のアスリートが、生理周期が競技に影響していると回答したそうです。

生理痛

生理痛は生理前半に起こる下腹部の痛みで、プロスタグランジンの分泌量が増えることで子宮の収縮によって痛みを感じます。

プロスタグランジンは剥がれた子宮内膜を外に排出させる働きがあるのですが、ストレスやホルモンバランスの影響でこの分泌量が多くなると、子宮収縮が過剰になって痛みが増してしまうのです。

また、身体が冷えることで血行がスムーズに行われなくなると、プロスタグランジンが骨盤に停滞してしまい、痛みが酷くなることがあります。

スポーツや競技に打ち込んでいるときに生理痛で悩まされることは、パフォーマンスや結果にも影響をあたえかねます。

無月経

先に述べたとおり、生理は本来毎月起こるものですが、過酷なトレーニングを重ねる女性アスリートの中には、生理が来ない月があるという方がいます。
日本産科婦人科学会の調査によると、新体操や長距離走に打ち込む人では約1~2割が無月経(生理が3ヶ月以上止まっている状態)だったそうです。

過度な運動やトレーニングを行うことで、排卵が起こるのに必要なホルモンの分泌が抑えられて無排卵になった結果、生理が来なくなるというケースが考えられます。

無月経が続くと妊娠できない状態になることはもちろん、骨粗しょう症や免疫力の低下につながってしまいます。

精神的な不調

生理前になると精神的に不安定になること(PMS、月経前症候群)がありますが、スポーツ女子にも落ち込みやすくなったり意欲が低下したりする方が少なくありません。

ホルモンバランスが変化した影響でトレーニングへのやる気が起きず、練習を休んでしまうということがあります。

特に大事な試合を控えている場合、そのような影響はなるべく避けて万全なコンディションで練習に挑みたいでしょう。
しかし、それでもホルモンバランスの変化に勝てず、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

ピルを服用するスポーツ女子が増加中!その背景とは?

女性3人

欧米の女性アスリートの間では、低用量ピルはよく使用されているようです。
一方で日本のトップアスリートの低用量ピルの使用率はわずか2%となっています。
(情報元:低用量ピル服用はコンディション及び運動パフォーマンスに影響するか?―中村真理子)

それが近年、トップアスリートやスポーツ専門家の発信によって、スポーツ女子が低用量ピルを服用することの大切さやメリットが知られるようになったのです。

たとえば元サッカー日本女子代表の澤 穂希さんは、アメリカでサッカーをしていた頃にチームメイトの多くが低用量ピルをのんでいたことで、自分もピルの服用を始めたとおっしゃっています。

日本マタニティヨーガ協会の高尾 美穂さんは、「ピルを上手く使えば、その一番つらい時期が月曜~水曜に来て、生理後の調子のいい時期に試合ができるよう、コントロールすることが可能になる」と述べています。

元プロテニス選手の杉山愛さんも現役時代の担当ドクターにピルを推奨されなかったのが惜しいと話すほど、低用量ピルのメリットを感じているようです。

スポーツ女子に低用量ピルがもたらすメリット

陸上競技のトラックに立つ女性アスリート

低用量ピルを飲むと、生理を色んな面からうまくコントロールすることができ、スポーツや競技のパフォーマンスを向上させる効果が期待できます。

生理日をずらす

大事な試合の日が生理予定日と重なっている場合でも、ピルを活用することで生理をずらすことが可能です。

生理の日と試合の日が重なってしまうと、生理痛や出血に悩んでしまうのですが、低用量ピルを飲むことでそれらの不都合を解消することができます。

生理痛・PMSの緩和

生理痛やPMSも低用量ピルの作用によって女性ホルモンのバランスが整えられて、症状を緩和することができます。

生理痛を和らげるために鎮痛剤を飲む方もいますが、あまり効果が感じられないといった声が多く、低用量ピルのほうが期待できる効果が高いと言えます。

PMSによる気分の落ち込みや意欲の低下も防げるので、練習や試合に対するモチベーションも高い状態のまま保てるでしょう。

無月経を防止する

無月経は骨粗しょう症や疲労骨折の原因となります。
それだけでなく、将来子供が埋めなくなるリスクも伴うのです。

低用量ピルは女性ホルモンのバランスを整えて生理が正常に起こるように働きかけるので、不妊治療の一環としても使用されています。

スポーツをやめたくないけれど無月経を起こさないようにしたい場合は、低用量ピルが役に立つでしょう。
無月経は期間が長くなるほど治療が難しくなるといわれているので、早めに対処することをお勧めします。

ドーピングにはならないの?!

尿検査

これだけ低用量ピルのメリットがあるにもかかわらず、日本ではいまだにホルモン剤は危険だという偏見が多いようにみえます。

トップアスリートの間では特に、試合前のドーピング検査にひっかかるのではないかと懸念されることもあるようです。

確かにドーピング検査にひっかからないように、薬には細心の注意を払わなければいけません。
しかし、低用量ピルはドーピング検査でひっかかる心配はないので、安心して使用できます。

2011年4月から1ヶ月の期間をかけて、オリンピックの各競技の強化選手指定を受けた女性選手630人に対して、ピルの影響に関する調査が行われました。
すると、月経が終了した直後または月経後の数日間が最もパフォーマンスを発揮できると答えた選手が482人もいたそうです。

ドーピング検査の厳しいオリンピック競技においても、ピルを服用して何の問題もなく検査に合格し、そのうえ最高のパフォーマンスを発揮できているアスリートが多くいるのです。

低用量ピル 人気ランキング

トリキュラー

低用量ピルのトリキュラー

トリキュラーは、日本の産婦人科で処方率が1番高い低用量ピルになります。

自然なホルモン分泌パターンに似せて薬のホルモン量を低く抑えている段階型三相性タイプです。

毎日飲む習慣をつけるため(飲み忘れ防止)のプラセボ(偽薬)付き28錠となっています。

ドイツ・バイエル社製

マーベロン

低用量ピルのマーベロン

マーべロンは、低用量ピルの一つで避妊を目的として処方され、従来のピルに比べてホルモン用量が少なく、体格の小さな日本人にあった低用量ピルです。

生理痛・生理不順でお悩みの方にもオススメの医薬品です。

MSD社製

ダイアン35

低用量ピルのダイアン35

ダイアン35は、体格の小柄なアジア人女性向けに作られた副作用の少ない低用量避妊薬です。

避妊のみならず、ニキビや多毛症の治療、 バストアップやアンチエイジングにも効果があるといわれているオススメの医薬品です。

ドイツ・バイエル社製

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